鳴子温泉の名物和菓子といえば栗だんご

宮城県の鳴子温泉で人気の和菓子の一つに「栗だんご」があります。宮城県には他にもずんだ餅や萩の月といった有名どころの和菓子があるのですが、秋の時期に鳴子温泉を訪れるなら旬の「栗だんご」がおすすめです。

「栗だんご」とは

「栗だんご」という素朴な名前からも想像できるかもしれませんが、まさにお餅で栗の甘露煮を包み込み、それにみたらし風のしょうゆ餡をたっぷりかけていただく名物だんごです。中にはごろっとした栗が丸ごと入っているのが特徴。つきたてで柔らかいお餅とほっくりした栗の食感、そこに甘辛い餡が見事にマッチしています。お持ち帰りもできますが、できれば店先でいただくのがおすすめ。できたてのモチモチとした食感を楽しむことができます。

「栗だんご」が一番最初に作られたお店といえば「餅処 深瀬」さんです。鳴子温泉駅より徒歩3分ほどの位置にあります。このお店の初代である深瀬吉丸翁という方が栗だんごの考案者として知られています。日露戦争のあと明治2年に、山形県の農家から鳴子に移り住んで店を出したことに始まります。温泉にやってくる湯治客に喜んでもらえるお茶請けを、ということで考えついた栗を入れただんごが、今や鳴子温泉名物の地位にまでのぼりつめたのです。

ところで、できたてが一番おいしい「栗だんご」ですが、やむを得ずお持ち帰りにすることや、お土産にする場合もあるかと思います。そのような場合でも、やはり温めて食べるのがおすすめ。電子レンジで数秒チンして召し上がると、まるでできたてのようなおいしさが復活します。お店で食べるときに出てくるように、ぜひお茶とお漬物を添えていただいてください。

購入の注意点

最後にいくつか注意点ですが、「栗だんご」は添加物を用いずに作られているため、当日中に食べてしまうのがおいしくいただく原則です。旅行のお土産にしたい方は購入するタイミングにご注意ください。また、お店で1つずつ手作りされているため、製造できる個数に限りがあります。「餅処 深瀬」では1日に300個ほどしか作っていないので、売り切れるおそれも。絶対に手に入れたい方は午前中の早めの時間に訪れられるようおすすめします。

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