上生菓子と生菓子の違いは?使用される餡子の種類も紹介

和菓子に興味がある人の中には、上生菓子と生菓子という言葉を聞いたことがある人が多いと思います。しかし、上生菓子と生菓子は何が違うのか、詳しく知らないという人がほとんどです。実は上生菓子と生菓子には口当たりの違いによって分けられているのです。

上生菓子・半生菓子・生菓子の違い
上生菓子とは、和菓子屋さんの中でもアートのように美しく、一際目を引く一品です。最近ではドラマなどにも取り上げられるようになり、一層身近に感じられている人もいるのではないでしょうか。食べ応えがある練り切りや羊羹が「上生菓子」と呼ばれ、昔から茶席で人気の高いお菓子になります。最中などの外と中で質感が違うものは「半生菓子」と呼ばれ、流し物や練り物など、口あたりがしっとりしていて見た目も美しいお菓子を「生菓子」と呼びます。

上生菓子は季節や祝い事を表現することが多く、同じ材料を使っていても見た目の変化で楽しめることが特徴です。昔の和歌などに合わせて作られることも多く、実は一つ一つの見た目に明確な理由があることがほとんどです。お店の人に聞いてみるのも新しい発見があり、楽しめるポイントの一つでもあります。

餡子の種類とその違い
和菓子には餡子が必需品といっても過言ではありませんが、餡子について詳しく知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。代表的な餡子には小豆あん、白あん、粒あん、こしあんがあります。小豆あんは一般的な餡子のことを言い、黒あんとも呼ばれています。白あんは豆が白いもので作られ、練り切りなどのあんに使用されます。粒あんとこしあんには豆の皮を残すか残さないかという違いがあり、粒あんは豆の皮を残したまま、こしあんは豆の皮を取ってから作られます。

お茶にもこだわるべし
上生菓子や生菓子を楽しむのであれば、合わせるお茶にもこだわるといいでしょう。少し高めの抹茶を用意し、温度を高めにしたお湯で入れるのがおすすめです。夏の暑い季節には、お湯を少し入れて抹茶を溶かし、氷を入れて冷ますのが鉄則です。

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