日本横断和菓子旅・北海道編 2つの銘菓をご紹介

古くから日本人に親しまれてきた和菓子。全国各地で様々な和菓子が作られていますが、地方の銘菓として、わざわざその地に足を運ぶ人がいるほど人気のお菓子もあります。各地の銘菓のなかから、北海道の銘菓2つをピックアップしました。

沼の家の「大沼だんご」

道南・七飯町の観光地「大沼国定公園」の銘菓として人気のお団子で、明治38年(1905年)創業の「沼の家」の看板商品です。初代店主が観光客に喜んでもらえるようにと、このお団子を編みだし、人気を博しました。今も当時と変わらない製法で作られており、伝統の味が楽しめます。

四角い箱に団子を詰め、漉し餡、正油餡、胡麻餡がたっぷりと乗せられています。種類は「餡と正油」「胡麻と正油」の2種類。一箱で2つの味が楽しめます。これは大沼国定公園の大沼と小沼に見立てており、お団子は沼の中の小島を表しているそうです。

うるち米で作られたお餅のツルンとした味わいと、上にかかった餡が絶妙にマッチ。一度食べるとファンになる人が続出です。8時30分の開店ですが、次々に大沼だんごを買い求めるお客さんが訪れ、閉店の18時前に売り切れてしまうことも珍しくありません。お店へのアクセスは、JR「大沼公園」駅下車、歩いて1分です。

共生製菓の「旭豆」

旭川市で1902年(明治35年)から作られている伝統の豆菓子です。北海道名産の大豆と甜菜糖で作られたお菓子を楽しんでもらいたいという初代店主の思いから誕生しました。

1世紀以上も続く伝統の製法を守り続けており、どこか懐かしく奥深い味わいです。材料も地元北海道産にこだわっています。十勝の音更町産の大袖振大豆を、士別産の甜菜糖の衣で包んだ、カリッとした歯ごたえが心地よいお菓子です。

道の駅「あさひかわ」などで購入できるほか、製造元の共生製菓のウェブサイトからもお取り寄せできます。

北海道の2つの和菓子。どちらも明治からの製法を受け継ぎ、100年以上も愛され続けている銘菓です。

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