1.お菓子を食べるなら和菓子で低カロリー
おやつにするなら、洋菓子より和菓子を食べた方が身体に良いと言われています。洋菓子には動物性の脂肪分を含んだ、バターや卵、クリームなどカロリーの高い材料が使われており、コレステロール値の増加に繋がる原因になります。それに比べると、和菓子は卵を使っていても少量のため、食べても脂肪に繋がる可能性が低いでしょう。
和菓子の原料は主に小豆や寒天など、食物繊維が多く含まれている食材です。食物繊維を摂ることで血糖値を抑えてくれるため、糖尿病などの生活習慣病を防げる可能性もあります。食物繊維はカロリーを抑えてくれるので、満腹感がありながら、食べ過ぎることを防いでくれるでしょう。また、小豆に含まれる食物繊維は腹持ちも良く、便秘解消に効果的なので、腸内環境の不調に悩んでいる方にもおすすめのお菓子です。小豆の皮にも栄養素が含まれ、サボニンと呼ばれる栄養素は血栓を溶かす効果があり、むくみで悩む方にも役立ちます。
他にも、カリウムが入っていることで利尿作用があり、塩分を身体の外へ排出してくれる働きがあります。女性が不足しがちな鉄分も豊富に含まれているので、ダイエット中のちょっとしたお菓子にも良いです。和菓子の定番、きな粉は大豆から作られており、大豆イソフラボンの成分を含んでいるので、美容におけるアンチエイジングにも繋がります。和菓子をおやつとして食べることでヘルシーになれるので、とても理想的なお菓子でしょう。
2.和菓子とお茶の関係
和菓子と一緒にお茶を飲むのは定番ですが、お茶に含まれる「茶カテキン」には脂肪を減少させる効果もあります。他にも、抹茶や玉露の成分には食物繊維が含まれているため、血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。私たちの身近な緑茶に含まれる、ビタミンA、C、E、亜鉛、パントテン酸の成分が身体の新陳代謝を良くし、活性酸素から防いでくれます。お茶にはストレスを緩和させ、緊張をほぐしてくれるため、頭痛などに悩んでいる方にもおすすめです。