和菓子の薬膳パワー!漢方にも使われる小豆の秘密

漢方や薬膳にも使われる小豆

和菓子に使われる餡の原料となる小豆。甘くておいしいのですが、それだけではありません。古くから漢方や薬膳にも使われている、健康に良い食べ物として親しまれてきました。小豆には便秘を解消してくれる食物繊維、アンチエイジングに欠かせないポリフェノール、貧血に効く鉄分、コレステロールが溜まるのを防ぐサポニン、疲労回復効果の高いビタミンB1、高血圧を予防するカリウムといった、様々な成分が豊富だからです。

2つの抗酸化物質でアンチエイジング

アンチエイジングに欠かせないポリフェノールは抗酸化作用が強いのですが、小豆に含まれるポリフェノールは加熱しても成分が損なわれないという特徴があります。そして餡を作る過程で、抗酸化物質である「メラノイジン」が新たに生まれるのです。

ポリフェノールとメラノイジンのWパワーで、小豆は強力な抗酸化作用を持つのです。メラノイジンは抗酸化作用だけでなく、血液をサラサラにする、細胞を活性化させる、腸内環境を整えるなどの効果もあると報告されています。

むくみの悩みも解消!

サポニンとカリウムによって、利尿作用があることも古くから知られています。このため漢方ではむくみの解消や、解毒剤として使われてきました。日本でもむくみに効くとして、小豆の煮汁を飲む民間療法が知られています。

漉し餡より粒餡の方が健康的

これらの成分は、主に小豆の皮に含まれています。このため皮を取り除いて作る漉し餡より、皮付きのままの粒餡の方がおすすめです。また、小豆の煮汁にもポリフェノールやサポニンなどがたくさん溶け出しています。煮汁も余さず食べることで、小豆の栄養分を摂取できるのです。

通常の煮方をするとポリフェノールなどの成分で、煮汁に渋みが加わり、そのままではおいしくありません。お菓子メーカーの井村屋では、小豆の栄養分をしっかりと閉じ込め、渋みなどを抑えておいしく食べられる「煮あずき製法」を開発しています。井村屋の商品のように、小豆の煮汁を大切にしながら作られた和菓子なら、よりヘルシーではないでしょうか。

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