お菓子が好きな人の中には、「和菓子が好きな人」「洋菓子が好きな人」など、タイプが分かれることがあります。しかし、和菓子と洋菓子は一体何で分類されているのかわからず、見た目と雰囲気で判断するしかないと思っている人がほとんどではないでしょうか。実は、和菓子と洋菓子には決定的な違いがあり、それぞれに特徴があるのです。
和菓子と洋菓子の違いは材料にある
洋菓子の大きな特徴は動物性の材料が多く、脂質が高いことです。材料は卵やバター、砂糖、小麦粉が中心で、水をあまり使わずに、牛乳や生クリームを使うのが特徴の一つと言えるでしょう。固める際にはゼラチンを使用し、高カロリー高脂肪になります。反対に、和菓子は砂糖やでんぷんなどの植物性の材料を多く使い、低カロリーで洋菓子よりもさっぱりとした口当たりなことが特徴です。固める際には寒天などを使用し、食物繊維が豊富になります。とは言え、最近では和菓子と洋菓子をミックスしたようなものも売られるようになり、一層お菓子の重要が高まってきています。ちなみに、洋菓子と和菓子であれば、洋菓子のほうが高カロリーなので要注意です。
手土産にするなら和菓子？洋菓子？
和菓子と洋菓子の違いについて紹介してきましたが、両家の顔合わせや大切な接待のときなど、手土産にするのは和菓子と洋菓子のどちらが適しているのか、いつも悩んでしまうという人もいるのではないでしょうか。基本的には、事前にできる限り相手の好みをリサーチすることが大切ですが、両家の顔合わせや結納のような場では趣のある和菓子のほうが適していると言えるでしょう。しかし、友人への手土産やお中元、お歳暮、新築祝いなどであれば、多くの人に受け入れられる洋菓子のほうがおすすめです。と言っても、最近ではお餅の中に生クリームが入った大福や、餡子を挟んだカステラなどもあります。和菓子と洋菓子の明確な境界線はハッキリしなくなってきているので、あまり神経質に考える必要はありません。相手のことを考えて一番最適であるお菓子を選ぶか、お店で店員さんに相談してみるのも一つの方法です。
