和菓子をテーマに旅行をしてみませんか。今回は東海地方に出かけたら、ぜひ味わいたい和菓子店を3店、厳選してお届けします。
陣屋だんご店「みだらしだんご」
飛騨高山で有名なお団子屋さん。この地方では“みたらし”ではなく“みだらし”と呼ばれています。そして味も他の地域とは異なります。
甘いタレを絡めたものではなく、醤油だれを塗って香ばしく焼き上げた、甘くないお団子です。表面の醤油のお焦げがたまらなく香ばしく、お米で作られたお団子の甘みと抜群の相性です。飛騨高山の観光で食べ歩きを楽しむなら、こちらのお店はイチオシです。
JR高山本線「高山」駅から歩いて約10分の位置にあります。
御菓子司 福岡屋「イチゴ大福」
愛知家豊田市の和菓子店です。明治35年(1902年)創業の老舗で、地元では知らない人がいないほどの有名店となっています。人気商品はいろいろありますが、特に絶品と賞賛されているのがイチゴ大福です。
イチゴが隠れているタイプではなく、白い大福餅から赤いイチゴが覗いているので、見た目が華やか。イチゴの紅とお餅の白の組み合わせは、おめでたい席にも喜ばれることでしょう。甘さ控えめの上品な白餡と、もちもちの羽二重餅、爽やかなイチゴが絶妙にマッチ。ただ、季節商品なので、夏場などは販売されていません。イチゴ大福目当てなら、販売時期をチェックしてから出かけましょう。イチゴ大福のほか「ブドウ大福」、「トマト大福」などの大福、「水まんじゅう」や「どら焼き」も人気。イチゴ大福のシーズンオフにはこのような商品もおすすめです。
アクセスは、愛知環状鉄道「保見」駅から約1キロです。
藤田屋「あんまき」
愛知県知立市の銘菓として知られている「あんまき」。十勝産小豆を使用した餡は、甘さ控えめの上品な味わいです。餡を包む皮もふっくらしっとりしていて、一度食べたら忘れられません。
甘さ控えめなので、賞味期限は翌日まで。当日製造した商品を通気性の良い木の箱で、おいしさを損なわず店頭に運んで販売しており、できたてのおいしさが味わえます。
名鉄・三河線「三河知立」駅から、歩いて12~13分程度でアクセスできます。