日本横断和菓子旅・東北編 5つの銘菓をご紹介

東北地方には各地に古くから伝わる食文化が今も残っています。どこか素朴で奥深い味わいが魅力の東北地方の和菓子、どのような商品が人気なのでしょうか。

豆打(ずんだ)餅

宮城県のご当地グルメとして広く知られています。枝豆をすり潰した「豆打」の餡でお餅がくるまれています。淡い緑色が目に優しい郷土料理。ビタミンやミネラルがたっぷりの枝豆が使われているので、とてもヘルシー。さまざまなお店が販売していますが、自宅でも比較的簡単に作ることができます。

栗だんご

宮城県鳴子温泉名物の栗だんごは、栗をまるまる1個包み込んだお団子に、醤油味のみたらし餡をたっぷりとかけた、何とも贅沢なのに素朴な味わいの和菓子です。

元祖栗だんごを販売する「餅処深瀬」がよく知られています。明治2年(1996年)生まれの初代店主が鳴子を訪れる湯治客のために考案して販売したところ人気を博し、鳴子名物になりました。現在でも当時の製法そのままに、朝4時から製粉から包装まですべて手作りで行われています。

萩の月

宮城県仙台市の「菓匠三全」が販売している、ふんわりとした口溶けが特徴のお菓子です。萩の花が咲き乱れる仙台平野を照らすお月様をイメージして作られました。柔らかな口当たりのカスタードクリームを、ふかふかの高級カステラで包み込んだ、丸い洋風和菓子です。仙台のお土産といったら「萩の月」といわれるほど、定番のお菓子です。

かもめの玉子

三陸の銘菓として知られており、岩手県の「さいとう製菓」が販売する、見た目も愛らしいお菓子。三陸の空に翼を広げるカモメをモチーフに、カモメの玉子がかたどられています。

しっとりなめらかでほっこりした味わいの黄身餡をカステラ生地で包み、さらにホワイトチョコレートが卵の殻のように全体を覆っています。70年近く愛されてきたお菓子で、岩手県のお土産の定番として広く知られています。

初なすび

山形県鶴岡市の特産品「民田茄子」を使った伝統のお菓子です。さくらんぼのような小さくて丸い茄子を、砂糖のシロップで煮て乾燥させた、茄子と砂糖だけで作られたシンプルなお菓子。茄子に表面にまぶされた白い砂糖を、初雪が降り積もった情景に見立ててています。

現代のように数多くの材料を使うのではなく、素材を生かした無骨ともいえる素朴さが魅力です。茄子の初夢をみると縁起が良いといわれますから、幸福を招くとして愛好する人が多いお菓子です。

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