ヘルシーなおやつといえば和菓子
洋菓子に比べて、和菓子の方が低カロリーでヘルシーという認識が広がっています。確かにバターや生クリームなどを使うことが少ない和菓子は、油脂が少なめで低カロリーです。また食物繊維たっぷりの小豆や寒天、イソフラボンが豊富なきな粉など、ヘルシーな材料が多いのも特徴です。
和菓子は糖質に注意しよう
和菓子はヘルシーなお菓子といえるのですが、1つだけ注意したいのが糖質です。和菓子は低カロリーとはいえ、食べ過ぎれば太りますし健康にもよくありません。洋菓子は油脂が多めでカロリーが高いという弱点がありますが、和菓子にも糖質が高めという弱点があるからです。食べ過ぎなければそれほど気にする必要はありませんが、もし糖質オフダイエットや糖質制限をされているなら、和菓子の中でも糖質が少なめのものを選ぶことをおすすめします。
糖質が低い和菓子
主な和菓子の1個又は1切れ当たりの炭水化物(糖質)の量をみてみましょう。
今川焼(90g)が43.7g、ういろう(40g)が17.6g、かしわもち(80g)が37.4g、きんつば(65g)が38.1g、草もち(65g)が33.9g。
みたらし団子(1串55g)が24.9g、関東風桜もち(67g)が36.4g、関西風桜もち(54g)が24.9g、大福もち(50g)が26.4g、あん入りちまき(61g)が40.1g。
どら焼(70g)が41g、栗まんじゅう(31g)が21.1g、もなか(37g)が24.2g、練りようかん(1切れ50g)が35.0g、水ようかん(60g)が24.0g。
糖質が低い和菓子はういろう、水ようかん、栗まんじゅう、もなかなど。気をつけたいのは、餡がパイやタルトに包まれているものなど洋風和菓子です。こちらは小麦粉やバターも使われているので糖質が高い上に脂質も加わります。また、今川焼きなどは1個当たりの重量が多いので、糖質もそれに伴って多くなります。1/2個にとどめておけば、糖質も半分に抑えられます。
全般的にヘルシーな和菓子ですが、糖質量には注意しましょう。