ダイエット中のスイーツは和菓子がおすすめ
スイーツはストレスを解消して、心を満たしてくれます。ティータイムに甘いものを楽しんでいる方も多いでしょう。しかし、カロリーの取り過ぎが心配。特にダイエット中の方には、切実な問題でしょう。ダイエット中にスイーツを楽しむなら、カロリーが控えめな和菓子の方がおすすめです。その理由についてみていきましょう。
洋菓子に使われる油脂のカロリー
洋菓子と和菓子には、使われている材料に大きな違いがあります。洋菓子は小麦粉、砂糖、バター、卵、牛乳、生クリームなどが使われています。特にバターやクリームには油脂が多く含まれています。油脂はハイカロリーであることは皆さん、ご存じでしょう。
洋菓子に使われている油脂を含む材料の、100g当たりのカロリーをみてみましょう。
無塩バター…763kcal
発酵バター…752kcal
ショートニング…921kcal
生クリーム…433kcal
食物繊維やミネラルが豊富な和菓子
一方、和菓子は米粉などの穀類、砂糖、餡の材料となる小豆などの豆類、きな粉などから作られています。植物性の材料のものが多く、油脂はほとんど使われていません。また、餡の材料である小豆には食物繊維を始めビタミンB群などの栄養素が豊富で健康的。カロリーも抑えめです。とはいえ砂糖も使われていますから、食べ過ぎは禁物です。
多くの和菓子には、お米を加工した上新粉や白玉粉などが使われています。小麦とお米を比べると、お米の方が腹持ちがいいので、ケーキを1切れ食べるより、おまんじゅうやお団子、お餅を1つ食べる方が満腹感が得られて食べ過ぎを防ぎやすいのも特徴です。脂質を減らしながら、満足感が得られるのが和菓子の特徴なのです。
おやつに和菓子を1つだけ食べるなら、カロリー摂取オーバーになりにくく、ダイエット中の息抜きに最適といえます。昔から日本人に親しまれてきた食材が使われているので、どこか懐かしさも感じる和菓子。おやつタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか。