和菓子は低カロリーな食べ物
和菓子と聞くと「甘いから太る」、「洋菓子の方が親しみがある」と感じている方が多いかもしれません。しかしその一方で、和菓子は洋菓子に比べてヘルシーという認識が広まっています。
和菓子にも洋菓子と同様に砂糖が使われています。このため高カロリーの印象がありますが、洋菓子に使われる生クリームやバターなどの動物性脂肪はほとんど使用されていません。このためカロリーが抑えめなのが特徴です。では、それぞれのカロリーはどのくらいあるのでしょうか。
洋菓子と和菓子のカロリー比較
洋菓子と和菓子のカロリーを比較してみると、主な洋菓子と和菓子のカロリー(100gあたり)は次の通りです。
洋菓子ではクッキーが約427kcal、フルーツタルトが約360kcal、チーズケーキが337kcal、アップルパイが304kcal、ミルフィーユが約300kcal、ショートケーキが約298kcal、シュークリームが約250kcal、プレーンドーナツが227kcal、バニラアイスクリームが約180kcal、プリンが約160kcalです。
和菓子ではぜんざいが約360kcal、もなかが約285kcal、あんみつが約250kcal、栗まんじゅうが約215kcal、たい焼きが約210kcal、イチゴ大福が約205kcal、柏餅が約175kcal、みたらし団子が約145kcal、桜餅が約140kcal、大福が約134kcal、練りようかんが約130kcalとなっています。
洋菓子は100g当たり300kcal以上のものが半数。和菓子は半数が100kcal台となっています。
使われている素材も植物性のものが多くヘルシー
カロリーだけではありません。和菓子には小豆や寒天などがよく使われますが、これらは食物繊維が豊富です。食物繊維は腸内環境を整えるので美容と健康に良いことで知られています。また血糖値が急に上がるのを防いでくれます。1つ食べると満腹感があり、食べ過ぎを予防してくれるのも特徴です。