お菓子にもグルテンが含まれている
ケーキやクッキーなど、おいしいお菓子が大好きという方も多いでしょう。そのお菓子、ほとんどが小麦を使っているはずです。小麦を使っているということは、グルテンが含まれています。
グルテンとは、小麦だけではなくライ麦や大麦などの穀物に含まれている成分です。グルテンが含まれているからと言って、特に問題はありません。人体に影響がある物質ではないですし、ケーキがふわっともちっとおいしくできているのは、グルテンのおかげなのです。
しかし、グルテンが体質的に合わない人もいます。小麦アレルギーの人やグルテン過敏症、セリアック病などの場合はグルテンを摂取すると体調が悪くなることもあるのです。ひどい人は蕁麻疹、呼吸困難などが起きることもあります。
アレルギー症状や不調を感じることがない人でも、グルテンは少なからず身体に影響を与えてしまうものです。グルテンは消化がしにくいので、腸を傷つけてしまいます。下痢や便秘の原因になりますし、腸環境が整っていない人は肌荒れやニキビが起こりやすくなるのです。
グルテンフリーのお菓子を選ぼう
小麦粉を使っていないお菓子はたくさんあります。ケーキもクッキーも、小麦を使わずに作る方法はあるのです。最近は小麦アレルギーのお子さんも増えてきていますし、アレルギーはなくてもグルテンを摂取すると不調を感じる方もいるからでしょう。
グルテンが含まれていないお菓子は「グルテンフリー」と記名されています。米粉などグルテンを含くまない食材を使っているので、安心して食べることが可能です。
米粉で作られているものを探すのは大変、と思うならば和菓子を選ぶといいでしょう。和菓子の多くはグルテンを含んでいません。大福やおはぎ、団子、おしるこ、餅などはグルテンフリーです。ただし団子でもみたらし団子は醤油にグルテンが含まれているので注意しましょう。また和菓子でも、どらやき・饅頭・アンドーナツは小麦を使っているので、アレルギーの方は特に気を付けてください。”
