グルテンフリーの食生活をするためには、何にグルテンが含まれているのかを知る必要があります。「多分これで大丈夫」という曖昧な知識で行うと、せっかくのグルテンフリーも無意味になります。ですから、何に含まれているのかを知ることで、しっかりとグルテンフリーを行うことができるのです。
グルテンが含まれている食品
グルテンが含まれているものは「小麦製品」です。そのため、小麦製品はシャットアウトしないとグルテンフリーにはなりません。パンや麺類、ピザ、ホットケーキ、ドーナツなど多くの人が好物となっているものばかりです。
小麦製品を食べると止まらないという人は、グルテンフリーに切り替えるのが望ましいでしょう。小麦は若干の中毒性があるので、自分でも意識しないうちに食べ続けてしまうことがあります。その結果、糖質や脂質が急激に上昇して体調に異変をきたすのです。糖尿病などの生活習慣病も引き起こしやすくなるので気を付けなければいけません。
グルテンが含まれている食事メニューは、大抵の日本人が好むものばかりなので完全にカットするのはなかなか大変です。カレーやシチューのルーにもグルテンが含まれています。また、しょう油や味噌などの調味料にも含まれているので、本格的なグルテンフリーをすると食生活が大きく変わってしまうというケースが多いのです。
グルテンフリーの人でも食べてよいものは芋類や大豆食品、肉、魚、和菓子などです。グルテンフリーにするとたんぱく質などが不足しやすい特徴があります。ですから、バランスを考えて摂取しないと栄養バランスが乱れてしまうので気をつけましょう。お菓子を選ぶ際には、グルテンが含まれていないものが多い和菓子を選択しましょう。
グルテンフリーへ切り替える際には「何を食べられなくなるか」ではなく、「何を食べられるのか」に注目すると良いでしょう。グルテンフリーを安易な知識のままでしてはいけない最大の理由は、自分自身の身体を守るためなのです。
